東北支部の活動(深在性)―東北医真菌研究会としての立ち上げ

  • 川上 和義
    東北大学大学院医学系研究科感染分子病態解析学分野・感染制御インテリジェンスネットワーク寄付講座

書誌事項

タイトル別名
  • トウホク シブ ノ カツドウ(シンザイセイ) : トウホクイ シンキン ケンキュウカイ ト シテ ノ タチ アゲ

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説明

東北の真菌研究には,長い歴史がある.特に,真菌細胞壁に豊富に存在する多糖成分と宿主応答に関する基礎研究は,東北薬科大学(現東北医科薬科大学)を中心に代々受け継がれ,現在も活発に研究が推進されている.一方,東北大学大学院医学研究科においても,真菌多糖のC型レクチン受容体を介した認識と免疫応答機構の研究が開始され10年余を数える.このように,東北は真菌の基礎領域で研究が盛んであり,これに深在性真菌症の臨床家と研究者が加わり,東北医真菌研究会が発足した.これは,日本医真菌学会東北支部が主催するものであり,今後とも学会員数を増やしつつ,東北の地で真菌研究がさらに発展することが期待される.

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