第26回 Daiichi Sankyo くすりミュージアム

DOI
  • 池田 幸弘
    武田薬品工業(株) 千葉大学大学院薬学研究院創成薬学研究部門創薬科学講座創薬物性研究室

抄録

東京日本橋,近年の再開発によって,これまでの重厚なイメージの町並みに新たな魅力が加わることで,新たな層の人々が集まるようになり活気にあふれている.この町の起源は,転封による徳川家康の入府までさかのぼる.調べてみると,当時,日比谷周辺まで海が入り込んでいたが,江戸城築城(正確には再建)に伴う堀の開削や神田山(駿河台)を切り崩した土砂で埋め立てる壮大な土木事業によって,この一帯が誕生したようである.江戸城から浅草に延びる大通り沿いに計画的に金座や商人の屋敷を配置したこと,ならびに徳川の世が訪れたことで全国各地から商人や職人が集まった.

収録刊行物

  • ファルマシア

    ファルマシア 55 (5), 436-437, 2019

    公益社団法人 日本薬学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001288135297664
  • NII論文ID
    130007641265
  • DOI
    10.14894/faruawpsj.55.5_436
  • ISSN
    21897026
    00148601
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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