社会問題解決のための研究開発プログラムにおけるプログラムオフィサーの役割とP2M理論
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- 亀山 秀雄
- 東京農工大学、(独)環境再生保全機構
書誌事項
- タイトル別名
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- The Role of Program Officer and P2M Theory in Practice of the Research and Development Programs for Solving Social Problems
説明
研究開発管理者といわれるプログラムオフィサー(PO)制度は、第2期科学技術基本計画で、優れた成果の創出・活用のための科学技術システム改革の政策に一つとして導入された。その後二十数年が経過し、各省庁が行う競争的資金による研究開発プログラムの実施において成果が認められ、人員や管理手法の面での充実が求められている。POの果たす役割は、各省庁内でも運用方式の面で特色があり、運用方法は同一ではない。また、企業や大学等の研究組織においても研究開発を管理する業務の中でPOの役割の必要性が言われるようになってきた。 本論文は、環境省の社会問題を解決する競争的資金を管理する業務において、P2M(プロジェクト&プログラムマネジメント)の方法がPO業務に重要な理論的背景を与えることを報告したものである。論文の中で、P2Mの組織上の概念、創造的統合マネジメント、ロジックモデルなどの利用において、PO業務における有効性が報告されている。
収録刊行物
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- 国際P2M学会研究発表大会予稿集
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国際P2M学会研究発表大会予稿集 2019.Spring (0), 129-144, 2019
一般社団法人 国際P2M学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288136357376
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- NII論文ID
- 130007645993
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- ISSN
- 24320382
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可