キリ玉植苗(地上部切除苗)の開発

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タイトル別名
  • Development of Paulownia seedlings that is cut out a trunk

抄録

<p>「会津桐」は福島県を代表する林産物であったが、近年、キリを植栽する林家が激減し、桐材の蓄積も減少の一途をたどっている。しかし、全国的な桐材出荷量の減少にもかかわらず、一部の優良材には根強い需要がある。今後、福島県会津地方を中心とする産地の火を消さないためには、地域においてキリ植栽を進めることが重要となる。販売単価がスギに較べ極めて有利なキリの植栽意欲低下原因として、一時期の相場高騰時よりも現在の価格が下がっていること、キリ栽培不適地に集団的に植栽し失敗したことがあげられる。しかし、最大の原因は、植栽手間と獣害防止や施肥管理等、植栽者の負担が大きいことと思われる。そこで、キリ植栽時における獣害防止等の対策が不要で、簡単に植栽でき、初年度の成長量(一番玉)4m程度を期待できる「玉植苗」(地上部切除苗)を開発したので報告する。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001288136852352
  • NII論文ID
    130007645334
  • DOI
    10.11519/jfsc.130.0_208
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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