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抄録
<p>小児に生じる脛骨粗面骨折は比較的稀な症例である.我々は小児脛骨粗面骨折の2例を経験したので報告する.【症例】症例1.14歳男児.サッカーの試合でボールを蹴った際に相手と接触し受傷.受傷同日にCCSにて観血的整復固定術を施行した.症例2.16歳男児.サッカーのゴールキーパー.ボールを止めようとして膝関節を捻って受傷.受傷同日に膝関節MRIを施行し,靭帯や半月板損傷がないことを確認した.受傷翌日にCCSにて観血的整復固定術を施行した.2例ともに術後6週間ニーブレス固定とし,現在は膝関節可動域に制限なく後遺症も認めない.【考察】本骨折では2通りの受傷機転が考えられている.1症例目は大腿四頭筋が緊張した状態に強力な膝屈曲力が生じたもの,2例目は膝屈曲位で足が固定された状態に強力な大腿四頭筋の収縮力が生じたものであると考えた.</p>
収録刊行物
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- 整形外科と災害外科
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整形外科と災害外科 68 (1), 157-159, 2019-03-25
西日本整形・災害外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288138452480
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- NII論文ID
- 130007650148
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- ISSN
- 13494333
- 00371033
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可