東京都の病院前救護活動の分析とstroke bypass の検討

  • 重田 恵吾
    独立行政法人国立病院機構災害医療センター脳神経外科
  • 早川 隆宣
    独立行政法人国立病院機構災害医療センター脳神経外科
  • 八ツ繁 寛
    独立行政法人国立病院機構災害医療センター脳神経外科
  • 青木 満
    産業技術大学院大学産業技術研究科情報アーキテクチャ専攻
  • 大橋 博明
    産業技術大学院大学産業技術研究科情報アーキテクチャ専攻
  • 徐 向阳
    産業技術大学院大学産業技術研究科情報アーキテクチャ専攻
  • 小山 裕司
    産業技術大学院大学産業技術研究科情報アーキテクチャ専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Analysis of the prehospital life support and consideration for stroke bypass in Tokyo

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抄録

<p>【目的】急性脳主幹動脈閉塞疑い症例を,経皮的脳血栓回収術施設に搬送するstroke bypass を 東京都に導入する方法を検討した.【方法】代表的な8 つのprehospital stroke scale(以下,スケール), 東京消防庁救急活動基準(以下,東消基準),脳卒中病院前救護のプロトコールPrehospital Stroke Life Suppor(t PSLS)を分析しstroke bypassの方法を考察した.【結果】各種スケール,東消基準とPSLSの 分析で,東京都ではPSLS に近い病院前救護活動が行われており,いくつかのスケールをつけるに 足る情報を収集していた.【考察・結語】現行の東消活動基準ですでにstroke bypass に必要な患者情報 を収集しており,救急隊の疾病観察カードをアプリケーション化し自動的にstroke bypass の対象と なる患者か判断する方法を考案した.</p>

収録刊行物

  • 脳卒中

    脳卒中 41 (2), 79-84, 2019

    一般社団法人 日本脳卒中学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (5)*注記

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