宅配便ネットワークにおける「チーム集配」導入のための配送密度条件

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タイトル別名
  • Social Cost Model to Evaluate "Team Pickup/Delivery" on Last Mile of Parcel Delivery Network
  • タクハイビン ネットワーク ニ オケル 「 チーム シュウハイ 」 ドウニュウ ノ タメ ノ ハイソウ ミツド ジョウケン

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抄録

再配達の増加は、宅配便事業者のラストマイルネットワークにおける配送効率を悪化させる。本研究では、宅配便事業者が消費者(受取人)の選択に依存せずに取り組むことができる配送効率化施策である、配送トラックと台車での配送を組み合わせた「チーム集配」に焦点をあてる。まず、チーム集配がもたらす社会的影響について整理し、次に配送密度(一定面積当りの配送軒数)を変数として、人件費や配送距離あたりのCO2排出量等から社会的費用(配送費用と環境費用の合計)を推計するモデルから、トラックのみで配送する「軒先集配」と「チーム集配」を比較した。その結果、「チーム集配」の社会的な効果と配送密度が高い地域における社会的費用面での優位性を確認することができた。

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