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- 松本 涼佑
- 鉄道総合技術研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- テツドウ ノ ツウキン コンザツ カンワ タイサク ノ ケイザイ ブンセキ
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説明
東京通勤鉄道の最適混雑料金を導出し、通勤定期運賃からの乖離幅を定量化することによって、現行の通勤定期運賃体系の課題を明確化することが本研究の主目的である。需要の非増加傾向や、輸送力増強投資の結果から東京通勤鉄道の混雑率は改善しつつある。一方で、混雑時間帯1時間の平均混雑率が200%(体が触れ合い相当な圧迫感がある程度)程度の区間があるなど、通勤鉄道混雑がもたらす外部不経済は依然として深刻な問題であり、追加的な対策は必要といえる。本研究では、経済学における総余剰最大化の観点で、外部不経済へのファーストベストな対策として価格メカニズムを利用する立場をとる。
収録刊行物
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- 交通学研究
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交通学研究 60 (0), 47-54, 2017
日本交通学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288140078336
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- NII論文ID
- 130007654982
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- NII書誌ID
- AN00084008
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- ISSN
- 24346179
- 03873137
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- NDL書誌ID
- 028126135
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可