クラウドを活用した災害廃棄物処理

書誌事項

タイトル別名
  • Disaster Waste Management using Cloud Computing
  • クラウドを活用した災害廃棄物処理 : 東日本大震災の復旧・復興支援におけるICTの活用事例
  • クラウド オ カツヨウ シタ サイガイ ハイキブツ ショリ : ヒガシニホン ダイシンサイ ノ フッキュウ ・ フッコウ シエン ニ オケル ICT ノ カツヨウ ジレイ
  • —Utilizing ICT for Restoration and Reconstruction Assistance after The Great East Japan Earthquake—
  • ――東日本大震災の復旧・復興支援におけるICTの活用事例――

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抄録

東日本大震災から 7 年が経過するなか,“首都圏直下地震” や “南海トラフ地震” といった大規模災害の発生が危惧されている。大規模災害では被害範囲が広大で建物の倒壊・破損度合いが高くなるため,都道府県や市町村といった多数の行政区域で膨大・多種多様な災害廃棄物が短期間で発生する。また,大規模災害時の災害廃棄物処理は,被災地の迅速な復旧・復興へ向けた初期段階での重要な災害対応といえる。災害廃棄物処理事業を円滑に遂行するためには,処理体制の指導・助言・広域的な協力体制の確保,被害情報収集体制の確保,市町村・関係省庁・民間事業者団体との連絡調整等が求められる。本特集では,東日本大震災での約 3 年間にわたる建設業としての災害廃棄物処理をはじめ,復旧・復興事業へクラウドを用いた ICT の適用事例を紹介する。適用事例では,機能要件として必要な複数のシステムを一元的に集約・管理する統合管理システムについても述べる。

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参考文献 (1)*注記

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