利益調整行動と利益目標の達成圧力―期中における利益調整手段としてのR&D費用削減に関する実証研究―
書誌事項
- タイトル別名
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- Earnings management under pressure to attain an earnings benchmark: Do managers cut R&D expenditure to achieve an earnings benchmark during an accounting period?
- リエキ チョウセイ コウドウ ト リエキ モクヒョウ ノ タッセイ アツリョク : キ チュウ ニ オケル リエキ チョウセイ シュダン ト シテ ノ R&D ヒヨウ サクゲン ニ カンスル ジッショウ ケンキュウ
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説明
<p>本稿の目的は,利益目標の達成圧力にさらされている企業において,自由裁量的支出費用の代表である研究開発費(以下,R&D費用)の削減を通じて「期中に」利益調整が行われているのかどうかを検証することにある.利益目標として注目するのは,経営者による利益予測値である.分析の結果,利益目標を達成できそうもない状況におけるR&D費用の削減を通じた利益調整が,売上高に占めるR&D費用予算の割合が大きい場合(本研究では5%以上)に見られることを発見した.これらの発見は,R&D費用の期中における削減を通じた利益調整の存在を示す証拠となる.</p>
収録刊行物
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- 管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌
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管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌 20 (1), 3-21, 2012-01-15
日本管理会計学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288141977600
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- NII論文ID
- 110009328284
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- NII書誌ID
- AN10538994
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- ISSN
- 24340529
- 09187863
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- NDL書誌ID
- 023513860
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- NDLデジコレ(旧NII-ELS)
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可