コンドロイチン硫酸とカドヘリンの相互作用により何が起こるのか?

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抄録

これまで, カドヘリンが接着分子や受容体として働く場において, 糖鎖の関与はほとんど議論されてこなかった. 本稿では, 細胞表面や細胞外マトリクスに広く存在するコンドロイチン硫酸が, 硫酸化構造特異的にカドヘリン分子と相互作用し, 骨芽細胞や胚性幹細胞の分化やがんの浸潤に関わるシグナルを制御する可能性について述べたい.

収録刊行物

  • ファルマシア

    ファルマシア 55 (4), 305-309, 2019

    公益社団法人 日本薬学会

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