Aerodynamic Challenge for Realization of Mars Airplane

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  • 火星飛行機の実現に向けた空力課題への挑戦
  • 特集 実フライトレイノルズ数への空気力学の挑戦(第9回)火星飛行機の実現に向けた空力課題への挑戦
  • トクシュウ ジツ フライトレイノルズスウ エ ノ クウキ リキガク ノ チョウセン(ダイ9カイ)カセイ ヒコウキ ノ ジツゲン ニ ムケタ クウリキ カダイ エ ノ チョウセン

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Abstract

<p>火星探査航空機は,将来の火星表面探査の画期的なシステムとして期待されている.しかしながら,火星の大気密度は地球と比べ1/100程度しかなく,得られる揚力は極端に小さい.そして,その飛行領域は低レイノルズ数環境として知られており,航空機の空力特性は大幅に悪化することが知られている.我々のグループでは,火星探査航空機を実現するために,この低レイノルズ数環境下での様々な空力課題に取り組んでおり,その解決に向けて実験/CFDの両面から取り組んでいる.また,実際に飛行試験機を作製し,大気球による高高度飛行実証試験(Mars Airplane Balloon Experiment-1, MABE-1)を通して,実フライトにおける空力データの取得にも取り組んでいる.本稿では,まずWGで取り組んでいる火星探査航空機の概略と空力課題の例および現状を紹介し,続いて,飛行試験の概要と結果の概略を報告する.</p>

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