野球の投球による肘頭骨端線離開および疲労骨折の検討
書誌事項
- タイトル別名
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- Olecranon Stress Fracture in Baseball Throwers
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説明
<p> 目的:野球の投球のよる肘頭骨端線離開および疲労骨折(OSF)は比較的まれな疾患である.今回古島らの分類に準じ当院の特徴について検討報告する.</p><p> 方法・結果:OSF38例38肢を対象とした.古島らの分類でphyseal typeは36.8%,classical typeは15.8%,transitional typeは34.2%,sclerotic typeは5.3%,distal typeは7.8%であった.平均年齢はそれぞれ14.0歳,18.9歳,16.6歳,14.5歳,19.0歳であった.UCL損傷の合併は34.2%に,ossicleの合併は29.6%,OCDの合併はなかった.</p><p> まとめ:骨折型の平均年齢は古島らの報告とほぼ一致していたが,classical typeよりtransitional typeの比率が高かった.またossicleの合併率は高かったが,UCL損傷の合併率は低かった.</p>
収録刊行物
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- 日本肘関節学会雑誌
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日本肘関節学会雑誌 24 (2), 273-276, 2017
日本肘関節学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288145872000
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- NII論文ID
- 130007659910
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- ISSN
- 24342262
- 13497324
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可