建物周辺における最大風速発生風向を考慮した風速超過確率評価法の提案

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タイトル別名
  • Towards Better Assessment of Wind Speed Exceeding Probability considering the Most Influential Wind Directions around Building

抄録

<p>建物周辺の歩行者高さの風環境評価尺度として、村上らの「日最大瞬間風速の超過確率に基づく評価尺度」が広く使用されている。しかし、現在よく使われる日最大瞬間風速超過確率の計算手法には、主に次の2つの課題がある。まず、建物周辺気流の特性によっては、必ずしも評価地点の日最大風速が上空風の日最大風速によって引き起こされるとは限らない。さらに、風向の分割間隔が16個では十分でなく、評価地点の風速の最大値を捉えられない可能性がある。そこで本研究では、上記の課題を解決するため、改良した日最大瞬間風速超過確率の評価手法を提案した。また、東京の気象データ及びCFD計算結果に基づいて、2:1:1角柱モデルの周辺の日最大風速を計算し、従来手法による超過確率の過小評価の傾向が提案手法によって改善されることを示した。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001288146200192
  • NII論文ID
    130007662520
  • DOI
    10.14887/jaweam.2019.0_125
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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