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- 植草 桂子
- 損害保険料率算出機構 国士舘大学
書誌事項
- タイトル別名
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- ジンショウ イッカツフツ ト ジバイセキ ホケンキン ノ カイシュウ オ メグル モンダイテン
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説明
<p> 自動車保険の新たな担保種目として1998年10月から販売が開始された人身傷害保険は,販売開始から20年近くを経過した現在,広く普及する一方で,様々な論点を生み出している。近時問題が顕在化しつつあるのが,約款に定める損害額算定基準に基づき算定した被保険者(交通事故の被害者)の損害の額が保険金額を超過するため,人身傷害保険の保険会社が,保険金額に上乗せする形で自賠責保険金を立替払した場合(狭義の「人傷一括払」)の対応である。</p><p> 本稿では,「人傷一括払」を広義と狭義に分けて整理し,狭義の「人傷一括払」が行われた事案について,どのような点が問題となっているのかを紹介し,解決の方向性について検討を行う。</p>
収録刊行物
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- 損害保険研究
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損害保険研究 79 (4), 119-139, 2018-02-25
公益財団法人 損害保険事業総合研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288146456192
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- NII論文ID
- 130007629962
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- NII書誌ID
- AN00390514
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- ISSN
- 2434060X
- 02876337
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- NDL書誌ID
- 028871273
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可