-
- 尾﨑 まり
- 鳥取大学医学部附属病院リハビリテーション科
書誌事項
- タイトル別名
-
- Osteoporosis and Hip Fracture
- コツソショウショウ ト ダイタイコツ キン イブ コッセツ
この論文をさがす
抄録
<p>わが国では超高齢化の進行とともに骨粗鬆症性骨折も年々増え続けている.中でも大腿骨近位部骨折は発生数の多い骨折であり,そのほとんどに手術治療が行われている.大腿骨近位部骨折をひとたび起こすと,患者のADLは低下するとともに肺炎,精神障害などの内科的合併症を引き起こし,生命予後も悪化する.</p><p>大腿骨近位部骨折患者には,術前より可及的早期にリハビリテーション治療を開始し,筋力低下の予防,日常生活能力と栄養状態を維持することが大切である.術後も翌日から座位を取らせるなど,早期離床に努めるべきである.</p><p>また,急性期,回復期,維持期にわたって多職種で介入し,患者のADL,QOL維持に努めることが大切である.</p>
収録刊行物
-
- The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
-
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 56 (5), 381-385, 2019-05-17
公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001288147300352
-
- NII論文ID
- 130007666380
-
- NII書誌ID
- AN00250275
-
- ISSN
- 18818560
- 18813526
-
- NDL書誌ID
- 029769150
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可