ふれあい給食が世代間交流として地域高齢者および短大生に与える効果

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タイトル別名
  • Effect of ‘Fureai Community Lunch’ as a intergenerational communication in the Elderly and College Student

抄録

「ふれあい給食」は,高齢者の閉じこもり防止や生きがい作りの支援プログラムとして多くの地域で行われている.世代間交流もまた高齢者の生きがい作りとして有効であると言われているが,ふれあい給食が世代間交流の場として利用されている事例報告はあまりない.そこで本研究では,ふれあい給食が世代間交流の場として活用できるかを検討した. 対象者は本学主催の「ふれあい給食」に参加した高齢者(平均年齢72.8±4.8歳)と本学の学生である.96.4%の高齢者が普段の食事と比べて楽しかった,98%が短大生との会食は楽しかったと回答した.ふれあい給食は,高齢者の仲間作りや生きがい感を向上させる効果以外にも,喫食を通じて世代間交流の場としても有効であると示唆された.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001288150170880
  • NII論文ID
    110010022530
  • DOI
    10.24609/nbukiyou.16.0_19
  • ISSN
    24335517
    13461982
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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