学内生ごみ排出ゼロを目指して-生ごみ処理方法の検討-

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タイトル別名
  • Approach to Reduce Garbage Discharged in Cookery Practice
  • ガク ナイ ナマゴミ ハイシュツ ゼロ オ メザシテ : ナマゴミ ショリ ホウホウ ノ ケントウ

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抄録

学内の調理実習等で発生する生ごみの減量を目的に,生ごみ処理方法を検討した.方法として,段ボールコンポストによる堆肥化と,生ごみを分解消滅させる方法の2種類を用い,本学における半期間の実習で生じた生ごみの処理を行った.段ボールコンポストはピートモス,パーム用土,落ち葉の3種類を用い調査したが,処理能力に顕著な差は認められなかった.消滅型処理器は食べ残しを含む残菜を効率よく分解できることがわかったが,投入量や水分量に注意が必要で,虫や臭いの発生が問題となった.調理残渣の野菜類はコンポストによる堆肥化,食べ残しを含む残菜は消滅型で処理する方法が有効で,どちらの処理にも発酵促進材として米ぬかと廃油が有効であった.

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