大学教育における電子メールと携帯電話の利用 ~名古屋文理大学における学生の実態調査と利便性向上のための提案~

書誌事項

タイトル別名
  • The Usefulness of E-mail and Mobile Phone Mail in University Education: A Survey and a Proposal for the Convenience of Students at Nagoya Bunri University
  • ダイガク キョウイク ニ オケル デンシ メール ト ケイタイ デンワ ノ リヨウ ナゴヤブン リ ダイガク ニ オケル ガクセイ ノ ジッタイ チョウサ ト リベン セイコウ ジョウ ノ タメ ノ テイアン

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説明

情報技術(IT)の進歩は目覚しく,インターネットや携帯電話といった高度な情報技術は,現代社会に欠かすことのできないツールとなっている.特に,電子メール(以下,単に「メール」と記す)は,情報インフラとしての重要性が認知され始めている.通常,メールはインターネットに繋がっているパソコンであればどこからでも利用できる.しかし,送受信の設定(「送受信用プロトコルの選択」「送受信用サーバアドレス」等)が複雑であり,多くの初心者にとって,あらかじめ設定済みのパソコン以外でメールを送受信することは困難である.そこで,われわれは,"いつでもどこでもメールが利用できる環境"=ユビキタス環境の実現方法を模索し,初心者向けに「メールの転送システム」と「WEBメールシステム」を提供し,大学教育現場でのユビキタス環境の実現とその活用を目指した.本稿では,アンケートにより「携帯電話のメール機能の利用実態」を明らかにすると共に,「メールの転送システム」と「WEBメールシステム」が学生にどの程度「理解され」「有効に利用されたか」を調査し,教育環境でのメール普及に関する問題点について考察した.

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