光源に幅がある場合の複スリット干渉縞のシミュレーションと実験写真の吟味

書誌事項

タイトル別名
  • Simulation and photographs of interference fringes of double slit interference with broad light source
  • コウゲン ニ ハバ ガ アル バアイ ノ フクスリット カンショウジマ ノ シミュレーション ト ジッケン シャシン ノ ギンミ

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説明

<p>ヤングの実験(複スリット干渉縞観測)のための線光源や第1単スリットS0の幅a0は適量の光を複スリットS1,S2に入射させるため必要であるが,a0が大き過ぎると線幅内やスリットS0内各部からの光による干渉縞が重なり,コントラストの悪い干渉縞になる.鮮明な干渉縞を得るため満足すべき,S0の幅a0と第1- 複スリット間距離lの関係が可干渉条件である.ここではこの条件が不十分な場合も含めて干渉縞のシミュレーション像を考察し,これから可干渉条件の意味が確認できることを示す.また実際に撮影した複スリット干渉縞写真の吟味を行う.</p>

収録刊行物

  • 物理教育

    物理教育 67 (2), 85-90, 2019-06-10

    日本物理教育学会

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