ブラックハット変換と高次局所自己相関特徴に基づく眼底血管の自動抽出

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タイトル別名
  • Automated Retinal Blood Vessels Extraction Based on Black-Hat Transformation and High Order Local Autocorrelation
  • ブラックハット ヘンカン ト コウジ キョクショ ジコ ソウカン トクチョウ ニ モトズク ガンテイ ケッカン ノ ジドウ チュウシュツ

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抄録

本報告では,高次局所自己相関特徴を用いた眼底画像上の血管を自動抽出する手法を提案する.前処理として,ブラックハット変換によって,血管を強調した画像を作成した.高次局所自己相関特徴の合計105のマスクパターンをブラックハット変換画像に適用し,その出力値をニューラルネットワークの第1層に入力した.その出力値,原画像の緑成分と3種類のフィルタ処理後の各画素値をニューラルネットワークの第2層に入力し,出力値によって血管を抽出した.DRIVEデータベースを用いて,提案法をROC解析したとき,曲線下面積が0.960となった.以上の結果より,提案法が血管抽出に有用であることが示された.

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