免疫グロブリン大量療法施行時に著明な血小板減少をきたした水疱性類天疱瘡の1例

書誌事項

タイトル別名
  • A Case of Bullous Pemphigoid Who Received Repetitive Treatments with Intravenous Immunogloblin Resulted in Thrombocytopenia
  • メンエキ グロブリン タイリョウ リョウホウ シコウジ ニ チョメイ ナ ケッショウバン ゲンショウ オ キタシタ スイホウセイルイ テンポウソウ ノ 1レイ

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説明

<p>75歳,男性.水疱性類天疱瘡(BP)と診断しプレドニゾロン(PSL)60 mg/日で治療を開始した.しかし水疱の新生が続いたため,免疫グロブリン大量療法(IVIG)を施行したところ,皮膚状態は改善傾向となった.IVIG投与開始から数日後より血小板減少がみられたが,自然軽快した.その後再燃し,さらに3回のIVIGを実施し,同時に血小板輸血を行った2回目を除いて,実施する度に血小板減少をきたしたが,いずれも自然軽快した.IVIGによる血小板減少のリスクを念頭に置いて,実施前後で定期的な採血による確認が必要である.</p>

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