高齢がん患者におけるがんリハビリテーションと栄養療法

  • 橋田 直
    大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター リハビリテーション科
  • 若林 秀隆
    横浜市立大学附属市民総合医療センター リハビリテーション科

書誌事項

タイトル別名
  • Cancer rehabilitation and nutrition therapy in older cancer patients
  • コウレイ ガン カンジャ ニ オケル ガン リハビリテーション ト エイヨウ リョウホウ

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抄録

<p>近年の高齢社会の中で、がん患者においても高齢者の割合が増えてきている。そのため栄養障害やサルコペニアを呈する患者も多く、がんリハビリテーションと栄養療法はより重要なものとなってきている。がんリハビリテーションは機能回復を目指すだけでなく、予防的、回復的、維持的、緩和的の4つの段階に分けられる。周術期や根治を目指した化学療法・放射線療法から進行がん、末期がん患者や、嚥下障害を呈するがん患者においてもリハビリテーション介入やまた栄養療法も同時に必要な場合がある。がん治療と機能回復だけでなく、ADL、quality of life(以下、QOLと略)の向上を目指した介入が望まれる。</p>

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