分子動力学シミュレーションを用いたメタンハイドレートの核生成,結晶成長,相平衡の解析
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- 湯原 大輔
- 慶應義塾大学大学院理工学研究科
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説明
<p><tt>クラスレート水和物は,水分子が水素結合ネットワークによって作るカゴ状構造の中に,メタンや二酸化炭素等の分子が閉じ込められることで形成される結晶である.本研究では,メタンハイドレートに注目し,生成過程及び平衡状態について分子動力学シミュレーションを用いて解析を行った.生成過程の解析では,核生成速度及び臨界核サイズを求めることに成功し,水</tt>/<tt>メタン界面付近での結晶成長メカニズムを明らかに した.平衡状態の解析では,水</tt>/<tt>メタン</tt>/<tt>メタンハイドレート系の三相平衡条件を求める手法について議論し,圧力の計算方法や</tt>Lennard-Jones <tt>相互作用の計算方法によって,結果が異なることを明らかにした</tt><tt>. </tt></p>
収録刊行物
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- アンサンブル
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アンサンブル 20 (3), 201-206, 2019-07-31
分子シミュレーション学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288155713920
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- NII論文ID
- 130007685759
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- ISSN
- 18845088
- 18846750
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可