書誌事項
- タイトル別名
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- EFFECT OF A WEIR ALIGNED OBLIQUELY TO THE MAIN FLOW DIRECTION OF THE ICHIKAWA RIVER
抄録
<p> 兵庫県姫路市内を南に流下する市川は,古くから河道内に様々な河川構造物が配置された二級河川であり,河川整備計画に基づいた河道改修が順次進められている.市川の中流域にみられる特徴的な河川構造物の中に河道方向に対して45度傾けて設置された堰(花田井堰)がある.通常,堰は河道に直角に設置されるのが一般的であるのに対し,この堰は明治以前から主流に対して大きく傾けて設置されていたことが確認されているが,傾けた目的は必ずしも明確ではない.本研究では,このように大きく傾けられた堰の効果を検証するために数値解析による検討を行い,解析結果の精度検証にはUAVや河岸カメラで撮影した映像から得られる河川表面流速分布を用いた.堰の設置角度を種々変化させた数値解析の結果から,斜め堰は特に上流河道区間の水位上昇を低減させる効果を発揮することを示した.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B1(水工学)
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土木学会論文集B1(水工学) 74 (5), I_835-I_840, 2018
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390002184847444864
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- NII論文ID
- 130007757873
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- ISSN
- 2185467X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可