書誌事項
- タイトル別名
-
- Direct Observation of Lithium Atoms Using Spherical Aberration Corrected STEM
- シュウサ ホセイ ABF-STEMホウ ニ ヨル Li ゲンシ ノ チョクセツ カンサツ
この論文をさがす
抄録
<p>リチウムイオン電池高効率化を目指した研究の一つとして,原子スケールでの正極材料・電解質界面におけるリチウムイオン伝導の解明が挙げられている.最近,球面収差補正装置を搭載した50 pm分解能電子顕微鏡(R005)を用いて透過ディスク内に環状検出器を置いた手法(環状明視野法)により正極材料の候補であるスピネル結晶構造内リチウム原子カラムの観察に成功した.本稿では,この手法により,リチウムカラム強度がカラム内の原子数に比例していること,そして,リチウムイオンが抜けることによる構造変化が観察できることを紹介する.また,環状明視野像の特徴を簡単に紹介する.</p>
収録刊行物
-
- 顕微鏡
-
顕微鏡 47 (3), 144-148, 2012-09-30
公益社団法人 日本顕微鏡学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390002184853195264
-
- NII論文ID
- 10031121398
-
- NII書誌ID
- AA11917781
-
- ISSN
- 24342386
- 13490958
-
- NDL書誌ID
- 024037939
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可