アスコルビン酸含有高張ポリエチレングリコール液およびグリセリン浣腸を用いた大腸カプセル内視鏡前処置の多施設前向き研究
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- 中路 幸之助
- 医療法人愛晋会中江病院 内視鏡治療センター
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- 松本 啓志
- 川崎医科大学 消化管内科
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- 塩谷 昭子
- 川崎医科大学 消化管内科
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- 岡 志郎
- 広島大学病院 内視鏡診療科
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- 國原 紗代子
- 広島大学病院 内視鏡診療科
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- 田中 信治
- 広島大学病院 内視鏡診療科
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- 應田 義雄
- 兵庫医科大学 内視鏡センター
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- 三輪 洋人
- 兵庫医科大学 内視鏡センター
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- 浜本 哲郎
- 博愛病院 消化器内科
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- 川野 誠司
- 岡山大学 消化器内科
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- 井川 敦
- 東広島医療センター 消化器内科
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- 岡田 裕之
- 岡山大学 消化器内科
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- 小林 三善
- KKR高松病院 消化器内視鏡センター
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- 高橋 索真
- 香川県立中央病院 消化器内科
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- 檜垣 真吾
- セントヒル病院 消化器内科
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- 中江 遵義
- 医療法人愛晋会中江病院 内視鏡治療センター
書誌事項
- タイトル別名
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- PROSPECTIVE AND MULTICENTER STUDY OF BOWEL PREPARATION CONSISTING OF POLYETHYLENE GLYCOL THAT CONTAINED ASCORBIC ACID AND GLYCERIN ENEMA FOR COLON CAPSULE ENDOSCOPY
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説明
<p>【目的】アスコルビン酸含有高張ポリエチレングリコール液(Asc-PEG)とグリセリン浣腸(GE)を使用した大腸カプセル内視鏡検査(CCE)の前処置の有効性を検討した.【方法】多施設でAsc-PEGとGEを用いた前処置によるCCEを施行し,洗浄度・全大腸観察率および関連因子・大腸ポリープ検出率・有害事象の有無を前向きに検討した.【結果】82例を解析した.洗浄度は適切(優・良)が82%(67/82例)であった.全大腸観察率は83%(68/82例)であった.全大腸観察例で小腸通過時間が有意に短かった(p=0.025).カプセル排出困難27例にGEが使用され,78%(21例)で肛門排出を誘導できた.大腸ポリープ検出率は49%(40/82例)であった.全例有害事象は認めなかった.【結論】Asc-PEGとGEを用いたレジメンは,CCEの有用で安全な前処置法となる可能性が示唆された.</p>
収録刊行物
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- 日本消化器内視鏡学会雑誌
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日本消化器内視鏡学会雑誌 61 (12), 2590-2596, 2019
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390002184854741120
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- NII論文ID
- 130007769668
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- ISSN
- 18845738
- 03871207
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可