大学生による災害ボランティア活動と自己効力感との関連

書誌事項

タイトル別名
  • THE RELATIONSHIP BETWEEN UNIVERSITY STUDENTS’ DISASTER VOLUNTEER EFFORTS AND SENSE OF SELF EFFICACY

抄録

<p> 阪神・淡路大震災以降,災害ボランティアの注目度が高まっており,その中でも大学生による災害ボランティア活動が重要視されている.そこで本研究では,平成30年7月豪雨での愛媛大学における大学生の災害ボランティア活動の実態を把握するとともに大学生による災害ボランティア活動と自己効力感との関連性を明らかにすることを目的とした.アンケート結果からは,日頃の大学生活での活動が社会人基礎力に影響を与え,さらに自己効力感や重要性認知を通して災害ボランティア活動の行動変容につながっていくことが示された.このことから,大学では正課活動とともに部活などの正課外活動にも尽力できる環境づくりや支援が将来災害が発生した際の大学生の災害ボランティア活動の参加促進に繋がることが示唆された.</p>

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