07発-11-口-05 ダンスが幼児のバランス能力におよぼす効果
抄録
<p> 幼児期におけるダンスは、幼稚園教育要領に示されている全領域にわたって機能しており、重要な役割を担っている。本研究では、幼稚園教育要領の健康領域に新たに加わった、「多様な動きを経験する中で、体の動きを調整するようにすること。」(文部科学省、2017)に着目し、ダンスを踊ることが幼児のバランス能力向上に働くかを明らかにすることを目的とした。昨今、幼児のバランス能力の低下が問題視されており、転倒や負傷に繋がるケースもある。幼児期は、神経機能の発達が著しく、この時期に運動を調整する能力を高めておくことは、児童期以降の運動発達の基盤形成に繋がる。ダンスは、動きの要素や姿勢が幅広く、バランスをとりながら動く動作も多く存在する。これらを楽しみながら踊ることは、幼児のバランス能力の向上に適していると考えるが、その報告は少ない。</p><p> そこで本研究では、4~6歳児を対象に、ダンス群とコントロール群に分け、足圧分布計測機器を用いて、実施前後の重心動揺と足圧分布の変化を検証する。ここでいうダンスとは、バランス能力向上を意図して考案した、表現を伴う踊りを指すものとする。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 70 (0), 201_2-201_2, 2019
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390002184854802432
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- NII論文ID
- 130007770194
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可