10保-12-ポ-05 地域住民のヘルスリテラシーと生活・運動習慣との関連

説明

<p> 多様な社会的背景によってヘルスリテラシーの差が生じ、健康格差が広がることが知られている。本研究では、成人男女の性別、年齢階級別、就労状況別等の観点からヘルスリテラシーの実態を明らかにするとともに、それと生活・運動習慣との関連を検討し、今後の職場や地域における健康教育の展開への示唆を得ることを目的とした。2018年10月に千葉県A市で開催された地域産業イベントにて調査協力を得た成人352名(男性134名、女性218名、平均年齢52.49歳、SD=15.87、range=21-91歳)を対象に、無記名自記式による質問紙調査を行った。主な調査内容は、基本属性(性別、年齢、就労状況、同居者等)、運動習慣(運動・スポーツの種類、回数、頻度等)、生活習慣(睡眠時間、食事・飲酒・喫煙の状況等)、健康状態、ヘルスリテラシーであった。ヘルスリテラシーの評価には、健康情報の「入手」「理解」「評価」「活用」に関する能力について、「ヘルスケア」「疾病予防」「健康増進」の領域で測定するもので、10か国以上で使用されているEuropean Health Literacy Survey Questionnaire日本語版(J-HLS-EU-Q47)の短縮版であるHLS-EU-Q16を用いた。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390002184855028480
  • NII論文ID
    130007770528
  • DOI
    10.20693/jspehss.70.293_2
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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