書誌事項
- タイトル別名
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- A STUDY ON INFLUENCE OF TOPOGRAPHICAL FACTORS TO MODE CHOICE
説明
地形条件を考慮した交通計画手法の確立に向け,本研究は高低差や勾配の交通手段選択への影響を,空間的分解能の高い顕示選好データを用い,他の影響要因との相対的関係を含めて明らかにすることを目的とする.横浜市富岡地区において独自取得された行動データをもとに,分担率などに関する集計分析,ロジットモデル構築による非集計分析を行った.集計分析においては,同一距離帯においても上り高低差に伴い徒歩分担率の減少,バス・タクシー分担率の増加が生じることなどが明らかとなった.非集計分析においては,上り高低差が徒歩の効用に負に作用し,1m の上り高低差が 12m の歩行距離増加または 21.9 円の負担に相当すること,加えてバス停からの上り高低差がバスの効用に負に作用し,上り高低差 1m が10.4 円の負担に相当することなどが明らかとなった.
収録刊行物
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- 土木学会論文集D3(土木計画学)
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土木学会論文集D3(土木計画学) 75 (5), I_565-I_574, 2019
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390002184858123008
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- NII論文ID
- 130007775783
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- ISSN
- 21856540
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可