花崗岩急斜面における表層土の発達と表層崩壊の発生

書誌事項

タイトル別名
  • Topsoil development and occurrence of shallow landslide on granite steep slopes
  • カコウガン キュウシャメン ニ オケル ヒョウソウド ノ ハッタツ ト ヒョウソウ ホウカイ ノ ハッセイ

この論文をさがす

抄録

<p>花崗岩急斜面において,表層崩壊発生後の経過年数が2 年および11 年では,イヌビワ,アカメガシワなどが多く出現した。同13 年,25 年および27 年では,上述した落葉広葉樹に加え,ヒサカキ,アオキなどが多く出現した。同42 年では,同27 年までに出現した樹種に加え,アラカシ,マテバシイなどが多く出現した。また,表層崩壊跡地における表層土は,植生遷移の進行に伴って発達しており,表層土の発達速度は0.31 cm year-1 であった。さらに,表層崩壊発生後42 年が経過した急斜面では,調査実施年(2018 年)から約50 年後に表層土厚の安定の限界値に達することが予測された。</p>

収録刊行物

参考文献 (2)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ