生体センサを用いた「ピラミッドパワー」研究の現状

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  • Current Status of Our "Pyramid Power" Research Using the Biosensors

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抄録

我々は2007年10月から現在まで、「ピラミッドパワー」の科学的研究を国際総合研究機構(IRI)で行なっている。「ピラミッドパワー」を検出するため、我々は生体センサに対する影響(非接触効果)の有無を明確にする厳密な実験を行った。実験に関しては、(1)ギザの大ピラミッドの約1/122の寸法のピラミッド型構造物(PS)を作製した。(2)キュウリ果実切片を生体センサとして使用した。生体センサは、PS頂点及びPSから8 m離れた較正基準点に、30分間設置した。(3)設置後の生体センサから放出されたガス濃度を測定し、PS頂点の生体センサに対する非接触効果の有無を解析した。生体センサの作成に関して、1回の実験で4本のキュウリを必要とし、これまでに11,000本以上のキュウリを使用した(非接触効果に関するデータを5,500以上得た)。PSを使用した実験において、実験条件が異なる2種類の実験が行われた。それは、PSと(a)「人間(被験者)が関連した」条件で行なわれた実験と、(b)「人間(被験者)が関連しなかった」条件で行われた実験の2つである。(a)は、人間を起源とする2つのフォースタイプの存在から、さらに2種類の実験に分類された。すなわち、PSと(a1)「人間の無意識」が関連した実験と、(a2)「PS内で瞑想している人間」が関連した実験である。(b)は、少なくとも20日間以上、被験者がPS内に入らず、人間の影響が除外された条件で行われた実験である。解析の結果、(a1),(a2)及び(b)の、どの実験結果からも、「ピラミッドパワー」の存在を高い統計精度で実証することができた。しかし、実験条件の違いによって異なる結果が得られた。(a1)の結果、6 km以上離れた人間(被験者)の睡眠状態から覚醒状態までの無意識の変化に対応した非接触効果が検出され、長距離非接触効果が発見された。(a2)の結果、瞑想後、十数日間に亘り非接触効果が検出され、遅延を伴った短距離非接触効果が発見された。(b)の結果、PSが潜在的に持っている力による非接触効果が検出され、その潜在力は季節によって変化し、夏期には非接触効果が大きく、冬期には非接触効果が小さくなることが発見された。

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