連続製氷システムによって製造されたオゾンマイクロバブル含有氷の特性の検討

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タイトル別名
  • Investigation of Characteristics of Ice Containing Ozone Micro-Bubbles Generated by Continuous Ice Making System

抄録

<p>オゾンマイロバブル含有氷はその優れた冷蔵効果の他に優れた殺菌・消臭機能を有するため,生鮮食品の冷蔵輸送での利用が有望である.著者らの従来の研究では,バッチ式装置により生成された氷中に含有されるオゾンマイクロバブル濃度の結果から,-18 °C で1週間保持された氷でも,十分な殺菌力を保持していることが分かった.そこで,今後のマイクロバブル含有氷製造の実用化に向けた第一段階として,著者らの研究グループは,全く新しい機構を有する連続製氷システムを開発した.本研究では,開発したシステムによって連続製氷されたオゾンマイクロバブル含有氷を-18 ℃で1週間保持した後の氷中のオゾンマイクロバブル濃度とその氷の融解によって放出されたオゾンガス濃度を測定し,それらの濃度の相関式を明らかにした.さらに,氷スラリーの効果的冷却特性を利用するために,製造された氷を砕いた氷粒と純水を混合して生成した“疑似氷スラリー(氷充填率30 mass %)”の融解時間とオゾン水濃度との関係を明らかにした.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390002184860204800
  • NII論文ID
    130007777926
  • DOI
    10.11322/tjsrae.18-24
  • ISSN
    2185789X
    13444905
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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