第30回 ハナウタコーヒー

DOI
  • 池田 幸弘
    武田薬品工業(株) 千葉大学大学院薬学研究院創成薬学研究部門創薬科学講座創薬物性研究室

抄録

今回はコーヒーブレイクとも言える館を紹介したい.<br>鹿児島本線の教育大前駅で降りる.この駅の南側に,小倉と唐津を結ぶ唐津街道の宿場町の1つである赤間宿が広がっている.「赤間」の地名は,神武天皇の東征時にこの地の神が赤い馬に乗って迎えたことに由来する.このように唐津街道の歴史は古く,大陸文化を伝播する道として発展した.その後は,元寇に対する備えや豊臣秀吉の朝鮮出兵にも利用され,さらには参勤交代の道や幕末の志士が行き交う道として,時を超えて大きな役割を担い続けてきた.赤間宿に滞在していた三条実美らを西郷隆盛や高杉晋作が訪ねて倒幕の討議をしたとの記録も残っている.

収録刊行物

  • ファルマシア

    ファルマシア 56 (1), 58-59, 2020

    公益社団法人 日本薬学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390002184860460672
  • NII論文ID
    130007779014
  • DOI
    10.14894/faruawpsj.56.1_58
  • ISSN
    21897026
    00148601
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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