長野県のバースクリーン型渓流取水工の進化と新たな展開

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タイトル別名
  • Evolution of Bar Screen Type Torrent Intake System in Nagano Prefecture
  • ナガノケン ノ バースクリーンガタ ケイリュウ シュスイコウ ノ シンカ ト アラタ ナ テンカイ

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抄録

<p>山間渓流は,流量変動が大きく,土砂礫や流木・枝葉などの浮遊流下物が多く,洪水などにより常に地形も変化しており,現場の施工条件も厳しい。したがって,山間渓流の取水工の計画・設計・施工に当たっては,それぞれの現地条件に合わせた工夫と対策を講じ,設置後は適切な維持管理が必要である。本報では,近年,長野県で取り組んできたバースクリーン型渓流取水工49カ所について,下方取水方式(チロルタイプ)から,後方取水方式(バックストリームインテイク)・複合取水方式・床固めカスケード方式へと変遷進化してきた経緯をまとめ,今後の方向性を述べる。</p>

収録刊行物

  • 農業農村工学会誌

    農業農村工学会誌 82 (10), 789-794,a1, 2014

    公益社団法人 農業農村工学会

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