Rituximabが著効したオプソクローヌス・ミオクローヌス症候群の1例

  • 塩田 惠
    松戸市立総合医療センター小児医療センター小児科
  • 森 雅人
    松戸市立総合医療センター小児医療センター小児科

書誌事項

タイトル別名
  • A case of opsoclonus myoclonus syndrome successfully treated with rituximab

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説明

<p> オプソクローヌス・ミオクローヌス症候群 (opsoclonus myoclonus syndrome ; OMS) は抗体を介した免疫学的機序が想定されている. 治療として免疫療法が施行されるが, 神経学的予後は様々である. 今回, 従来の治療は効果不十分で, rituximab療法により後遺症なく回復した症例を経験した. 従来の治療法では十分な効果が得られないOMSに対し, rituximab療法を早期に治療の選択肢に加えることで, 予後の改善が期待できると考えられた.</p>

収録刊行物

  • 脳と発達

    脳と発達 52 (1), 45-46, 2020

    一般社団法人 日本小児神経学会

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