書誌事項
- タイトル別名
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- Direct Observation of Hardy's Paradox by Weak Measurement
- 弱い量子測定によるハーディーのパラドックスの観測
- ヨワイ リョウシ ソクテイ ニ ヨル ハーディー ノ パラドックス ノ カンソク
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抄録
量子力学では,時間発展の途中で物理量を問うことが困難である.ハーディー(L.Hardy)のパラドックスはこれを顕著に示した例だが,パラドックスに陥るのは,実際に測定できないものを議論しているからだと考えられてきた.測定自身によって時間発展が乱される為,そもそも検証ができないのだ.ところが,近年アハラノフたちによって弱い量子測定が提唱されて以来,時間発展を乱さずに測定はできないという反論が必ずしも正しくはなくなった.我々は弱い量子測定を用いて実際にハーディーのパラドックスを観測した結果,測定器がパラドックスを反映した値を示すのを確認した.この解説では,弱い量子測定と我々の実験結果について説明する.
収録刊行物
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- 日本物理学会誌
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日本物理学会誌 65 (8), 606-613, 2010-08-05
一般社団法人 日本物理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390002184863867008
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- NII論文ID
- 110007685819
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- NII書誌ID
- AN00196952
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- ISSN
- 24238872
- 00290181
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- NDL書誌ID
- 10772147
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可