書誌事項
- タイトル別名
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- PROPOSAL OF PREDICTION METHOD OF TUNNEL EXCAVATION BEHAVIOR IN GRAVEL GROUND BY NUMERICAL ANALYSIS
抄録
<p> 礫混じり地山におけるトンネル施工では,礫の抜落ちやそれに伴う基質地山の大変形リスクの事前予測が極めて重要となるものの,礫の分布状況や形状は様々であり,個々の現場により状況の再現は難しい.そこで,本研究では,ボクセル法を併用したボロノイ分割モデルを導入し,礫と基質の物性・領域を模擬した数値解析モデルを作成した.そして,数理解析により実現象で現れるような礫形状を,ランダム性や不均質性を考慮して再現できるだけでなく,礫の押出し現象や,地山の大変形を表現できることを明らかにした.また,一定のトンネル周辺領域のみ礫をモデル化し,その外側領域は基質物性や等価物性を設定することで解析領域すべてに礫を配置した数値解析結果と同等のトンネル内空・天端変位を得ることができることがわかった.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集F1(トンネル工学)
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土木学会論文集F1(トンネル工学) 76 (1), 21-33, 2020
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390002184864164864
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- NII論文ID
- 130007787692
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- ISSN
- 21856575
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可