中学生におけるヘルスリテラシーの構造と保健知識及び生活習慣との関連

書誌事項

タイトル別名
  • The Structure of Health Literacy among Junior High School Students and its Relation to Their Health Knowledge and Life Habits:
  • 中学生におけるヘルスリテラシーの構造と保健知識及び生活習慣との関連 : 中学生用ヘルスリテラシー尺度の開発と保健教育への応用の検討
  • チュウガクセイ ニ オケル ヘルスリテラシー ノ コウゾウ ト ホケン チシキ オヨビ セイカツ シュウカン ト ノ カンレン : チュウガクセイヨウ ヘルスリテラシー シャクド ノ カイハツ ト ホケン キョウイク エ ノ オウヨウ ノ ケントウ
  • Development of a Health Literacy Scale for Junior High School Students and its Application to Health Education
  • ― 中学生用ヘルスリテラシー尺度の開発と保健教育への応用の検討 ―

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抄録

本研究の目的は,日本の中学生に必要なヘルスリテラシーの構造を検討し,保健知識及び生活習慣との関連を調査することである。中学生のヘルスリテラシーを測定する質問紙調査項目を作成し,国立大学附属中学校1年生159名に実施した。因子分析の結果,5因子が抽出され,因子1「健康管理思考力」,因子2「生活習慣改善力」,因子3「健康情報リテラシー」,因子4「ヘルスコミュニケーション」,因子5「アサーション」と命名した。作成したヘルスリテラシー尺度を用い,中学生1年~3年460名を対象にヘルスリテラシー尺度得点と保健学習知識得点及び生活習慣得点との関連を調査した。その結果,ヘルスリテラシー尺度得点と保健学習知識得点及び生活習慣得点それぞれに弱い相関が認められた。さらに,ヘルスリテラシーの理論的課題とヘルスリテラシー尺度の保健教育への応用について検討した。

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