日本におけるてんかん専門医が勤務する診療所の現状について~アンケート調査から~

書誌事項

タイトル別名
  • Current Status of Clinics with Certified Epilepsy Specialists in Japan According to Questionnaire Survey

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説明

<p>本邦のてんかん専門診療所の現状等の調査を目的に診療所・クリニック・医院に所属する日本てんかん学会専門医を対象にアンケート調査を行った。82名中58名(71%)から回答を得た。自施設をてんかん専門診療所ではないとした26名を除く32名からの回答をその後の解析に含めた。全回答者が40歳以上であり、81%はてんかん研修施設での経験があった。84%の施設でビデオ脳波計/脳波計があり、53%が脳波検査判断料1を算定していた。53%が400名以上のてんかん患者の主治医だった。41%が現在研究に携わり、97%が治験の経験があった。94%は高次な機能を持つ関連てんかん医療施設に複数名の患者を紹介しており、主な施設選択理由は「目的に合った医療の提供」「医師同士等のつながり」だった。本調査からてんかん専門診療所では専門性をもって診療していることが示された。</p>

収録刊行物

  • てんかん研究

    てんかん研究 37 (3), 743-754, 2020-01-31

    一般社団法人 日本てんかん学会

参考文献 (8)*注記

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