書誌事項
- タイトル別名
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- 症例報告 継時的な身体組成評価にて体幹部筋肉量の減少を認めた脊髄小脳変性症の1症例
- ショウレイ ホウコク ケイジテキ ナ シン タイソセイ ヒョウカ ニテ タイカンブ キンニクリョウ ノ ゲンショウ オ ミトメタ セキズイ ショウノウ ヘンセイショウ ノ 1 ショウレイ
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説明
<p>[はじめに]通所リハビリテーションを利用する脊髄小脳変性症の1症例に対し身体組成評価を実施し,1 年間の経過を追った.[症例紹介]60 代,女性,脊髄小脳変性症発症17年後から当通所リハビリテーション利用開始となった.[経過]身体組成では,1年間で四肢骨格筋量,体脂肪率の増加を認め,体幹筋量のみ減少を認めた.運動機能では,握力,膝伸展筋力は向上し,歩行速度は低下した.[考察]本症例における体幹部筋肉量の変化は通常の加齢変化と異なる経過をたどることが示唆された.[結論]脊髄小脳変性症における身体組成変化には加齢変化に加え疾患の影響が反映される可能性がある.</p>
収録刊行物
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- 理学療法とちぎ
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理学療法とちぎ 8 (1), 31-35, 2018
一般社団法人 栃木県理学療法士会