NST介入時の上腕筋囲長は年齢・性別・炎症とは独立してCONUT 値と相関する
書誌事項
- タイトル別名
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- The upper arm circumference is correlated with CONUT score independent from age, sex, and inflammation
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説明
<p>【目的】上腕筋囲長(Arm muscle circumference;以下,AMCと略)とcontrolling nutritional status(以下,CONUTと略)の関係を年齢,性別,炎症を考慮して検討する.</p><p>【対象および方法】386名(男性223名,女性163名,平均78歳)をCONUT値により4群(0~1;正常,2~4;軽度栄養障害,5~8;中等度栄養障害,9~12;高度栄養障害)に分類した.</p><p>【結果】偏相関分析で年齢,性別,C反応性タンパク(C-reactive protein;以下,CRPと略)の影響を取り除いてもAMCとCONUT値は負の相関を認めた(r= -0.181,p<0.001).共分散分析で年齢,性別,CRPを調節して4群間のAMCを比較したところCONUT値の高い群ほどAMCが低かった(p for trend = 0.022).</p><p>【結論】AMCは年齢,性別,炎症とは独立してCONUT値と相関し,CONUT値が高い群ではAMCは低い.AMCは有用な栄養評価法である.</p>
収録刊行物
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- 学会誌JSPEN
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学会誌JSPEN 1 (3), 128-133, 2019
一般社団法人 日本栄養治療学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390002184872292096
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- NII論文ID
- 130007795252
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- ISSN
- 24344966
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可