地方小都市における乗用タクシーの定額制サービス導入可能性の検討 -福島県南相馬市のケーススタディ-

書誌事項

タイトル別名
  • A Feasibility Study on Flat-rate Taxi Services in Small Provincial Cities - A case Study in Minamisoma City of Fukushima Prefecture -

抄録

<p><tt>高齢化や人口減少に直面するわが国では,自家用車の保有に代わるモビリティの選択肢を拡げることが求められる。こうしたなか,</tt>MaaS<tt>(</tt>Mobility-as-a-Service<tt>)構築への期待が高まり,公共交通への定額制サービスの導入が注目されているが,乗用タクシーの運賃は,時間距離併用制を採用しており,同一区間であっても運賃の不確実性があるため,定額制サービスの導入には,他の公共交通とは異なる課題を有している。そこで,本研究では,曜日や時間帯,乗降可能な地点を限定する乗用タクシーの定額制サービスを導入した福島県南相馬市「みなタク」の配車データを用い,乗用タクシーの利用頻度モデルを構築したうえで,タクシーの利用頻度や収入が増加する可能性をシミュレートし,利用頻度の増進とタクシー事業者の増収を両立させ得る領域を示すことで,定額制サービスの適用可能性を検討した</tt><tt>。</tt></p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 6 (2), A_183-A_189, 2020-02-01

    一般社団法人 交通工学研究会

被引用文献 (4)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390002184872640256
  • NII論文ID
    130007795571
  • DOI
    10.14954/jste.6.2_a_183
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
    • Crossref
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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