生活道路の交差点部周辺における歩行者通行位置の安全性評価
書誌事項
- タイトル別名
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- Safety Evaluation of Pedestrians’ Walking Position Around Non-signalized Intersection of Residential Road
抄録
<p><tt>道路交通法第十条において,歩行者は歩道(等)のない道路では右側端を通行しなければならないと定められている.ただし,右側端の通行が危険であるときやその他やむを得ないときは道路の左側端に寄って通行することができる,という例外も定められており,実際には歩行者自身の判断に委ねられて いる.しかし,歩行者にとってどちらを歩くのが安全であるかは自明ではない.</tt> <tt>以上の問題意識のもと,無信号かつ車両側に一時停止規制がなく,見通しが悪い生活道路の交差点周辺において,歩行者の通行位置と,歩行者側道路と交差する道路を直進する車両との接触危険性との関係をモデル化し,歩行者通行位置の定量的な安全性評価を試みた.秋田市飯島長野中町を対象としたケーススタディの結果,本研究で想定する条件下では左側歩行の方が安全であることが明らかとなった.</tt></p>
収録刊行物
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- 交通工学論文集
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交通工学論文集 6 (2), A_71-A_77, 2020-02-01
一般社団法人 交通工学研究会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390002184872853120
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- NII論文ID
- 130007795558
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- ISSN
- 21872929
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可