フランス原子力学会との日仏合同セッション報告

書誌事項

タイトル別名
  • Report of France/Japan Joint Session Part 1
  • 地球温暖化防止への貢献と我が国の原子力再稼働
  • チキュウ オンダンカ ボウシ エ ノ コウケン ト ワガクニ ノ ゲンシリョク サイカドウ
  • Contribution of Japanese NPPs Restart to Protect the Global Warming
  • Part 1 地球温暖化防止への貢献と我が国の原子力再稼働

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抄録

<p> 2015年11月30日から,COP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)が,フランス・パリで開催され,同年12月12日に世界の気温上昇を2度未満に抑えるための取り組みが合意され,2020年以降,すべての国が協調して温暖化問題に取り組むための仕組みを示した新しい国際条約,パリ協定COP21-Parisが採択された。さらに,2016年11月4日,地球温暖化防止の新たな国際的な枠組み「パリ協定」が発効し,11月7日からモロッコで開催されたCOP22マラケシュ会議の第1回締約国会議(CMA1)で,2018年までに「パリ協定」の詳細なルールを決定するとした工程表が採択され,世界は化石燃料消費から離脱すべく「脱・炭素社会」に向けて大きく歩み出した。我が国は,国会での承認手続きに手間取り,批准が遅れたため,議決権を持たないオブザーバー参加となり,原子力発電所の再稼働が遅れるなか,火力が90%を占める状態が続くなかで,温室効果ガス抑制に動く世界のトレンドから大きく遅れてしまった。</p>

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