超音波振動研削によるガラス加工の特性改善
書誌事項
- タイトル別名
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- Improvement of glass machining performance by ultrasonic vibration grinding
- Stress distribution under scratch test
- 第5報 スクラッチ試験における内部応力
説明
<p>超音波振動を援用した研削加工においては目づまりの抑制や研削抵抗の低減など,さまざまな加工特性の改善効果が知られている.その一方で,超音波加工のメカニズムについては,未だに不明な点が多い.その理由は,研削状態を定量的に計測するために一般的に用いられる工具動力計の周波数帯域は数kHz以下であり,超音波振動に起因する加工現象を十分に論じるための応力変動を測定できないためである.そこで,本研究では,光弾性法による応力可視化法を内部応力の動的撮影に適用する.本報では,単粒ダイヤモンド砥粒を切り込み深さを0~10µmまで徐々に深くしながらスクラッチ試験した際の内部応力状態を観察した.超音波振動によって砥粒直下の応力分布の偏りが減少することを確認した.</p>
収録刊行物
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- 精密工学会学術講演会講演論文集
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精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 381-382, 2019-08-20
公益社団法人 精密工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390002184876434944
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- NII論文ID
- 130007800956
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可