焙煎コーヒー豆と乾燥紅茶葉におけるタバコシバンムシに対する産卵刺激因子の比較

  • 長澤 淳彦
    東北大学大学院農学研究科生物制御機能学分野
  • 芝 祥太郎
    東北大学大学院農学研究科生物制御機能学分野
  • 鎌田 悠司
    東北大学大学院農学研究科生物制御機能学分野
  • 今野 裕介
    東北大学大学院農学研究科生物制御機能学分野
  • 小坂 祐司
    東北大学大学院農学研究科生物制御機能学分野
  • 堀 雅敏
    東北大学大学院農学研究科生物制御機能学分野

書誌事項

タイトル別名
  • Comparison of roasted coffee beans and black tea leaves for oviposition stimuli in cigarette beetle

説明

<p>焙煎コーヒー豆と紅茶葉に含まれるタバコシバンムシに対する産卵刺激因子の比較を行った.焙煎コーヒー豆からはカテコールが産卵刺激物質として明らかになっているが,同様の方法で紅茶葉を抽出したところ,メタノール,20%メタノール抽出物に産卵刺激活性が認められた.コーヒーにおいてカテコールを分離したクロロホルム抽出物画分と同様の方法で,活性が認められなかった紅茶葉のクロロホルム抽出物から分離した画分をGC-MS分析したところ,カテコールは検出されなかった.コーヒーおよび紅茶のいずれにおいても活性が認められたメタノール抽出物を分画すると,コーヒーではすべての画分を混合しないと活性が現れないが,紅茶では単独で活性を示す画分があった.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390002184877175424
  • NII論文ID
    130007801557
  • DOI
    10.34348/urbanpest.6.1_9
  • ISSN
    2435015X
    21861498
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ