農業用水路トンネルの模型実験に対する個別要素法の適用性
書誌事項
- タイトル別名
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- Applicability of Distinct Element Method to Model Tests of Irrigation Tunnels
- ノウギョウ ヨウスイロ トンネル ノ モケイ ジッケン ニ タイスル コベツ ヨウソホウ ノ テキヨウセイ
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説明
<p>老朽化した農業用水路トンネルの維持管理は社会的な懸案事項となっており,現時点でのトンネル変状の正確な把握が重要である.矢板工法で施工されたトンネルでは,施工中・施工後にトンネル覆工に背面空洞が発生することが多く,この空洞により劣化が進展する.そのため地山と背面空洞を有する覆工の挙動の正確な理解が必要である.本論文では,地山に背面空洞を有するトンネルを想定したモデルを用い模型実験により相互挙動を確認した.載荷実験では,背面空洞が90°の場合に,縦方向と横方向の内空変位量が大きくなることが明らかになった.また,変形挙動やひび割れ性状を検討するため,構成式にConcrete Particle Modelを用いた三次元の個別要素法により解析を行い,実験結果との比較を行った.比較検討により,本解析手法がトンネルの模型実験の変状を定性的に評価できることが明らかとなった.</p>
収録刊行物
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- 農業農村工学会論文集
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農業農村工学会論文集 88 (1), I_105-I_116, 2020
公益社団法人 農業農村工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390002184878159104
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- NII論文ID
- 40022315658
- 130007803349
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- NII書誌ID
- AA12240517
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- ISSN
- 18847242
- 18822789
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- NDL書誌ID
- 030577228
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可