3軸加速度センサーを用いた通所型介護予防事業 対象高齢者における身体活動の検討

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タイトル別名
  • Examination of the Physical Activity of Frail Community-dwelling Elderly Using a Triaxial Accelerometer
  • 3ジク カソクド センサー オ モチイタ ツウショガタカイゴヨボウ ジギョウ タイショウ コウレイシャ ニ オケル シンタイ カツドウ ノ ケントウ

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抄録

<p>〔目的〕地域在住虚弱高齢者を対象に,加速度センサーを用いて身体活動(PA)を定量的に測定し,特徴を捉えること.〔対象と方法〕2014年6月~2015年9月に開催された介護予防教室に参加した高齢者32名(男性11名,女性21名)とした.ミニメンタルステート検査(MMSE),生活移動尺度(LSA),身体機能評価(握力,5回椅子立ち上がり,Timed-Up and Go test(TUG),開眼片脚立ち,5 m最大歩行,長座位起立時間)およびPA評価として加速度センサーを用い,立位,座位,臥位,座位行動(SB),低・中・高強度運動時間,中等度以上の身体活動(MVPA)の測定を行った.〔結果〕MMSEおよびLSAにおいて有意な差はなく,握力を除く全ての身体機能評価において女性の方が有意に高かった.女性は,座位・SBにおいて有意に短く,全ての運動強度時間において有意に長かった.女性のTUGをはじめとする移動能力とPAの間には有意な相関係数が得られた.〔結語〕在宅生活における生活活動の継続が身体機能の維持において必要であることが示唆された.</p>

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